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2017年11

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2010年12月18日(土)、本学名古屋校舎において、本研究センター訪問教授の楊聖敏氏を講師にお迎えし、公開研究会「新疆における民族問題の歴史と現状」(中国文化・社会研究部会)を開催しました。


 2008年のチベット騒乱と2009年のウイグル騒乱を機に中国の民族問題が世界的にクローズアップされる中、楊教授は新疆の民族問題の歴史と現状について紹介された上で、自身が実施したウイグル族と漢民族に対するアンケート調査の結果に基づき、西側研究者の指摘に批判を行い、ウイグル族と漢民族の相互認識の現状についてご報告いただきました。


楊聖敏教授

楊聖敏教授

 楊教授の報告では、近年の少数民族による騒乱について、経済的な要因が大きいとする外部識者の見解を否定し、実際には、社会転換期に現れた社会問題と共通の部分があり、また、ごく少数の一部のエリート層の動向と関係があり、自治区の経済状況は安定していること、また中国と西側諸国との中国の少数民族に対する認識のギャップや西側研究者の研究方法の問題点についてもご説明いただきました。


 楊教授の報告後に、本研究会の司会を務めた馬場毅教授、コメンテーターを担当した高明潔教授、周星教授(いずれも愛知大学)から楊教授の報告に対するコメントが寄せられました。また聴講者から、2008年と2009年の騒乱以降の中国政府の少数民族政策の変化や楊先生が実施した現地調査の方法と客観性、少数民族に影響をもたらしているエリート層の特徴と動向についての質問が寄せられ、楊教授にご回答いただきました。(文責:平野孝治)


左:周教授、中央:高教授、右:馬場教授

左:周教授、中央:高教授、右:馬場教授



Posted by サイト管理者 at 18時18分 記事URL

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