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2012年04月24日(火)

第9回「日中戦争史研究会」を開催しました【イベント】

2012年4月21日(土)、本学車道校舎において、第9回「日中戦争史研究会」(主査:馬場毅教授)を開催しました。


 第9回目の開催となった今回は、武井義和先生(愛知大学)と姫田光義先生(中央大学名誉教授)のお二人に、「日中戦争期上海の朝鮮人社会について」(武井)、「日中戦争のもう一つの戦後;撫順・太原の戦犯たちの生き様を思う」(姫田)というテーマでご発表いただきました。

  • 武井報告:
     近年、日中戦争期の上海における朝鮮人コミュニティに関するいくつかの研究報告がおこなわれていますが、本報告では上海における朝鮮人コミュニティが親日化したプロセス、およびそういった変容が日中戦争が激化していくなかでの日本への編入政策とどのような関わりにあったのかに関する発表がおこなわれました。質疑応答では、「親日化した」という言葉に関してより明確な定義が必要であるという指摘がなされるとともに、当時の朝鮮臨時政府との関わりも分析する必要があるのではないかという提案がなされました。

  • 姫田報告:
     日中戦争後、ソビエトから引き渡された日本人戦犯が収容された遼寧省撫順市の戦犯収容所においてどのような処遇がおこなわれたのかに関して、文献や聞き取り調査に基づく実態が報告されるとともに、冷戦下における中国共産党の捕虜政策の意義、戦犯の帰国後の言動から得られる教訓等に関する提言がおこなわれました。質疑応答では、現在の中国における人権問題とかつての捕虜政策との関係に関する指摘や、冷戦下の中国における捕虜政策に関する解釈の視点に関する議論がおこなわれました。


 なお、今回の研究会のレジュメおよび議論の議事録はこちらのページで公開されております。

(文責:山口哲由)




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