組織

ICCS研究員

劉 罡

任期:2024年10月01日 〜 2025年09月30日

プロフィール



学位 博士(学術)
専門分野 引揚研究、地域研究、日中近代関係史

主要な著書・論文

  • 2023年「戦後日本社会における引揚者の犠牲物語の形成―在外財産補償運動に着目して」『日中社会学研究』第30号,p127-136(査読あり)
  • 2019年「満洲引揚者をめぐる被害者言説の形成」『人文学フォーラム』第2号,p237-250(査読あり)

講演・口頭発表等

  • 2023年10月「戦後処理問題と引揚者」東アジア日本研究者協議会(EACJS)第7回
  • 2023年6月「日本社会における分断と統合の境界を問う―戦後引揚者と中国帰国者を事例として」日本移民学会第33回年次大会
  • 2021年8月「引揚体験の競合―舞鶴引揚記念館と満蒙開拓平和記念館を中心に」東アジアを移動する人々―20世紀国民史の脱構築と記録文化国際ワークショップ
  • 2020年11月「戦後日本における引揚者の法的主体の形成について」日中社会学第32回大会

受賞歴

  • 第5回 日中友好岸関子賞 名古屋大学大学院国際言語文化研究科提出修士論文

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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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