組織

ICCS研究員

岸川 あゆみ

任期:2025年07月01日 〜 2026年06月30日

プロフィール



学位 博士(文学)
専門分野 東アジア地域研究、比較文学・文化研究、グローバルヒストリー研究

主要な著書・論文

  • 大塚英志・星野幸代編『労働と身体の大衆文化』水声社 , 2023年12月(担当:岸川あゆみ「台湾映画「香蕉天堂(バナナ・パラダイス)」におけるバナナ表象―バナナを巡る記憶の構築がもたらす現代台湾史の視角―」, pp.287-316) [査読有り]
  • 岸川あゆみ「獅子文六『バナナ』(1959)における社会観察 : バナナ表象が映した昭和30年代」『人文学フォーラム 』6, pp.1-19, 名古屋大学人文学研究科, 2023年3月[査読有り]

講演・口頭発表等

  • 「張系國『香蕉船』におけるバナナボート表象―環太平洋的視野に見る冷戦期台湾―」日本台湾学会第27回学術大会, 関西学院大学, 2025年5月25日,口頭
  • 「獅子文六の日本社会観察—『バナナ』(1959)に見る大衆小説の風刺性—」日本比較文学会第52回中部支部大会, オンライン, 2022年5月27日,口頭
  • 「バナナ表象から見る東アジア文化史:帝国主義の時代から冷戦期まで」東アジア日本研究者協議会第5回国際学術大会, オンライン, 2021年11月27日,口頭

受賞歴

  • 優秀フェロー, 名古屋大学融合フロンティアフェローシップ、アジア未来創造分野(2022年度、2023年度)
  • 次世代発表者支援, 東アジア日本研究者協議会第5回国際学術大会(国際交流基金)/発表「バナナ表象から見る東アジア文化史:帝国主義の時代から冷戦期まで」, 2022年1月

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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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