1『中国の新たな発見』
- 発売日
- 価格(税抜き)
- 4,410円
- 出版社
- 日本評論社
- ページ数
- 298ページ
- 版型
- A5ハードカバー
- ISBNコード
- 978-4-535-04840-9
『なぜ中国研究は成熟しないのか? 今なお残る「オリエンタリズム」への偏向。その悪弊を絶ち、中国独自の内発的な力学を探る。方法論の確信を試みる問題提起の書。』(帯コメントより)
目次
第Ⅰ部 方法論のパラダイム転換
- 現代中国学の新たなパラダイム -コ・ビヘイビオリズムの提唱・・・加々美 光行
- 方法としての「中国独自の近代」・・・溝口 雄三
- 「中国」とは何か・・・劉 新
- 変化を遂げる社会における中国研究の挑戦と展望・・・バーナード・フューラー
- 中国地域研究の未来・・・リチャード・マドセン
第Ⅱ部 中国の発見 -歴史とナショナリズムをめぐる方法
- 歴史の真実性を論ず -データベース方式および歴史研究のモデルチェンジ・・・金 観涛/劉 青峰
- 辛亥革命をもたらした歴史の一潮流 -明末の「地方公議」から清末の「地方自治」へ・・・溝口 雄三
- 友好、裏切り、および中国におけるエスニック政治的なものの概念・・・オラディン・E・ボラグ
- 竹内好の文学精神と中国像・・・岡山 麻子
- 中国ナショナリズム分析の枠組みと実践・・・田島 英一