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愛知大学国際中国学研究センター南京大学社会学院学術教育交流協定締結記念講演会「グローバル化、構造転換と中産階級の構築―中国を対象とした比較研究―」を開催します

開催日時

愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)
南京大学社会学院学術教育交流協定締結記念講演会
「グローバル化、構造転換と中産階級の構築―中国を対象とした比較研究―」

日時:2009年10月26日 (月) 14:00~15:45

会場:愛知大学名古屋校舎研究館2階 第4会議室

講師:周 暁虹 氏
    (南京大学社会学院長、教授)
南京医学院医学系、南開大学社会学系、南京大学歴史系卒業、博士。現在、南京大学社会学院長・教授。中国社会学会常務理事、中国社会心理学会副会長、教育部教学指導委員会社会学分委員会副主任委員等を兼務。この間、ハーバード大学フェアバンクセンター、香港中文大学中国研究服務センター、東京大学文学部、京都大学人文社会科学研究所にて在外研究をおこなう。主な研究分野は社会学。主な著書に『西方社会学歴史与体系(第1巻:経典貢献)』(上海人民出版社,2002)、『伝統与変遷:江浙農民的社会心理及其近代以来的嬗変』(三聨書店,1998)、『現代社会心理学』(上海人民出版社,1997)などがある。

申し込み:不要(聴講無料)

言語:中国語

通訳:有り

概要:
1990年代以降、中国における中産階級の発達は、世界にとっての重要課題となった。世界レベルの学術的意義は、13億もの人口規模にだけでなく、その中産階級の出現と成長をめぐる特殊性にこそ見出されよう。周知のとおり、毛沢東時代に模索された階級間格差の縮小や、重工業志向の経済成長戦略、そして特定イデオロギーによる都市の生活圏への干渉といった1978年以前の工業化からは、中産階級が生まれることはなかった。他方、その後の大幅な社会転型にともなって、中国の中産階級は急成長をとげてきたが、西欧と比較していえば、グローバル化の影響を強く受けている。また、社会的位置づけが不明瞭な中産階級は消費主義という特徴をもつが、消費行動こそが、この社会的アイデンティティを策定する手段となっている。東欧の旧社会主義国との比較においては、この階級の消費能力が経済改革の成功を物語る一方で、現行の政治構造により中産階級の行動空間は、なお制約を受けている。中国経済の急成長と政治改革の停滞という対照性が、同国の中産階級における「消費前衛」と「政治後衛」という二面的特色を生成したといえよう。

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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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