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開催状況不明
特別講演会「中国における哲学社会科学の発展が直面する挑戦と対策」を開催しました
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2010年1月27日、中国人民大学学長補佐・哲学院長 郝立新教授、同学院 林美茂副教授が本研究センターへ来訪され、特別講演会「「中国における哲学社会科学の発展が直面する挑戦と対策」を開催しました。
本研究センターと中国人民大学哲学院は、2002年以降、国際シンポジウムの共催、研究者交流、デュアルディグリー・プログラムの実施など多面的な交流を続けています。また、2004年にはデュアルディグリー・プログラムの発足に伴い、同学院内の2部屋を無償提供していただき、遠隔多方向コミュニケーションシステム(略称RMCS)を備えた本研究センター中国分拠点が同学院内に設置され、現在では本研究センターの中国における主要拠点となっています。
今回、中国の高等教育政策や人文社会科学分野の研究動向に詳しい郝立新哲学院長をお招きし、「中国における哲学社会科学の発展が直面する挑戦と対策」と題する特別講演をおこないました。講演では、社会の急激な発展と変化の中にあって、多くの問題点を抱えつつも、革新(創新)を図るチャンスを迎えている中国の人文社会科学分野の研究や教育の現状について、その問題点を整理し、各大学・研究機関の取り組みが紹介されました。また、アメリカの大学教育との比較も交え、「なぜ中国からノーベル賞受賞者がでないのか?」といった具体的な問いも手がかりに、中国の人文社会科学分野の革新(創新)のための対策について提言がありました。