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公開講演会「沸騰する中国の自動車産業:その現状と課題」開催のお知らせ(5/16)

開催日時

沸騰する中国の自動車産業:その現状と課題



  • 日時:2011年5月16日(月) 15:30~17:00

  • 会場:本学車道校舎13階 第3会議室 [アクセス]
    (地下鉄桜通線「車道」下車、1番出口すぐの桜通車道 交差点を北へ1分/駐車場なし)

  • 講師:許敏 氏(XU Min)
    中国安徽省生まれ。上海交通大学自動車研究院院長、学長補佐。SAEフェロー。広島大学より工学博士号を取得。その後、渡米し、カーネギーメロン大学機械工学系ポスドクター、同研究員を歴任。GM、フォード、ビステオンなど米国大手自動車企業で技術開発責任者を務めた後、2003年に中国民族系自動車メーカー大手の奇瑞自動車で副社長兼研究開発院院長に迎えられた。中国の自動車産業界における欧米留学経験者「海亀派」の代表格として技術開発の面で奇瑞の大躍進に大きく貢献した。同時に、自主開発や技術戦略、産業政策など自動車産業の諸課題についてオピニオン・リーダーとして内外の注目を集めている。

  • 概要:上海国際自動車モーターショーが終わったばかりの中国。入場者数や出展社数が史上最高記録を次から次へと更新した。アメリカを抜いて世界一の自動車大国として中国は、今年年間販売台数2000万台という前人未踏の記録を達成する見通しである。新生GMやVW、日産など世界の大手自動車メーカーはいずれも中国での販売台数が本国を逆転する大躍進ぶりである。 一方、今年からスタートする「第十二次五ヵ年計画」の中では、自動車大国から自動車強国へと次なる発展の目標も打ち出された。その過程において、外国自動車メーカーにも中国における「自主ブランド」を認められ、従来の外資ブランド対民族系の自主ブランドといった従来の競争の構図が大きく変化するとともに、外国自動車メーカーの対中技術戦略も大きな転換を迫られている。今回のICCS公開講演会では、米中の自動車産業に精通するエキスパートであり、中国「海亀派」の風雲児である許敏院長を迎え、沸騰する中国自動車産業の諸課題と外国自動車メーカーの対中技術戦略などについて深く解説をしていただきたい。

  • 言語:日本語

  • 申し込み:不要(聴講無料)

  • お問い合わせ先:こちら


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【PDF】講演会ポスター


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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