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第6回「日中戦争史研究会」を開催しました

開催日時

2011年9月10日(土)、本学名古屋校舎において、第6回「日中戦争史研究会」(主査馬場毅教授)を開催しました。


 第6回目の開催となった今回は、楊韜先生(名古屋大学)と馬場毅先生(愛知大学)のお二人に、それぞれ「馬占山の抗日活動に対する支援について――生活週刊社の募金活動を中心に――」(楊)、「山東省の傀儡軍について」(馬場)というテーマでご発表いただきました。

  • 楊報告:
     馬占山の抗日活動に対する、生活週刊社の募金活動について報告がなされました。質疑応答では、募金活動とナショナリズムの関連性などをめぐって議論がなされました。

  • 馬場報告:
     日本軍の傀儡軍育成の方針、山東省における傀儡軍の実態とその発生の要因についての考察がなされました。傀儡軍、国民党軍、八路軍、日本軍の間の複雑な思惑・関係の変化について活発な質疑応答がなされました。

 なお、今回の研究会のレジュメおよび議論の議事録はこちらのページで公開されております。

(文責:小嶋祐輔)



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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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