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ICCS第5回日中社会構造研究会開催のお知らせ(10/3)

開催日時

 

社会・歴史的アプローチ班
第5回日中社会構造研究会
 
 
 日時201510月3() 133017:45
 会場:愛知大学名古屋キャンパス 講義棟6 L610教
 内容
 
13:30-14:30
報告1   『人類学的視野からみる「広場舞」についての一考察―人間関係の構築/「踊る身体」の系譜/「公」と「私」を中心に』
報告者   田村和彦(福岡大学人文学部教授)
 
概要
近年、中国各地で「広場舞」と称される集団ダンスがおこなわれている。本報告では、これらの集団舞踏(今回は広義の「広場舞」を取り上げる)の調査データを報告し、人類学的な視点からいくつかの側面について分析をおこなう。具体的には、「関係あって組織なし」(王菘興)、親密性らの概念を手掛かりに、人間関係の形成のあり方を中心に、過去の集団舞踏の経験と記憶、今日問題となっている舞踏の空間と「擾民噪音」問題からその公共性を検討する。
 
14:30-15:00 討論
 
 
15:15-16:15
報告2  『貴陽孔学堂調査報告』
報告者 秦兆雄(神戸市外国語大学外国語学部教授)
 
概要
発表者は2015年8月19日から20日まで、特別招聘者として、中国貴陽市の孔学堂で開かれた「第三届全国儒学社团联席会议暨儒家文化与核心价值观研讨会」(第三回全国儒学社団聯合会議及び儒学文化と核心価値観シンポジウム)に参加した。論文「日本の旧閑谷学校の儒教教育と釈菜の歴史と伝承」を提出し、さらに「人類学的視点から見た中国儒学復興を論ずる」と題する講演を行った。シンポジウム終了後、孔学堂の歴史的背景と社会的役割などについて関係者から話を聞いた。今回は主にこのような経験と調査に基づいて話題を提供する。
 
16:15-17:45 討論
 
 
 
司会: 高明潔(愛知大学現代中国学部教授)
コメンテーター莉莉(東京女子大学現代教養学部教授)
 
 
申し込み:不要(聴講無料)
お問い合わせ先こちら

 

 


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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