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開催状況不明
2017年度ICCSシンポジウム「日中平和友好条約締結40周年記念シンポジウムー現代中国学方法論のための日中対話ー」開催(3/3)
- 開催日時
愛知大学国際中国学研究センターでは、以下のとおり、2017年度ICCSシンポジウムを開催致します。
[趣旨]
2018年は日中平和友好条約締結40周年に当たる。この間、日中関係は紆余曲折を経ながらも、中国研究および日本研究の面では、日中相互理解のための基盤として着実な発展をみてきたところである。
中国研究においては、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想は、日中関係の今後のあり方を考えるうえでも重要な研究対象となっている。また日本研究においては、日米の軍事一体化が急速に進む過程で、中国は日本とどう向き合い、どう連携していくべきかという実践的な課題が生まれている。日中の研究者にとって、現下の情勢、今後のゆくえを互いに的確に理解することが、いまほど求められている時代はない。
そのための前提になるのは、相互の立場を理解しつつ、日中の研究者が人文科学的・普遍的な方法論を共有することである。これまでICCSは発足以来、このような視点に立つ「現代中国学」のあり方について15年以上に亘る議論を重ねてきた。今回のシンポジウムはそのいっそうの深化を目指し、参加者それぞれが実践してきた特色ある経験的研究方法を披露しあい、相互に研鑽する機会としながら、「現代中国学の方法」として共有できるものをまとめるための機会としたい。
日時:2018年3月3日(土)開場9:30、10:00~18:00
会場:愛知大学名古屋キャンパス講義棟3階L305教室
テーマ:日中平和友好条約締結40周年記念シンポジウム
-現代中国学方法論のための日中対話-
備考:参加無料・申込必要(下記参照)定員有
主催:愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)
後援:中日新聞社、東海日中貿易センター、中部華人華僑連合会、
中部日本華僑華人工商学聯誼会、愛知大学中国同学会
【プログラム】
<基調講演の部>(司会:李春利(愛知大学))
◆10:00~10:30 趣旨説明
来賓挨拶 近藤昭一 (衆議院議員、日中友好議員連盟幹事長)
◆10:30~12:00 基調講演
講演者:朱建榮(東洋学園大学 教授)
「激動する日中関係研究のあり方」
◆12:00~13:00 休憩**
<研究班発表・討論の部>(司会:李春利(愛知大学))
◆13:00~14:30 政治・外交班 報告討論 (座長:劉柏林)
テーマ:日中関係研究方法論(仮題)
報告者:張明軍(華東政法大学政治学与公共管理学院長)
「21世纪以来中国政治研究方法的转型」
報告者:徐涛(愛知大学ICCS研究員)
「台頭中国と東アジア秩序への多角的アプローチ」
討論者:劉傑(早稲田大学)、諏訪一幸(静岡県立大学)、
鈴木隆(愛知県立大学)、加治宏基(愛知大学)
◆14:40~16:10 経済・環境班 報告討論 (座長:高橋五郎)
テーマ:習近平新時代と中国経済研究方法論
報告者:章政(北京大学)
「中国人による日本経済研究の方法と日本人の中国経済研究」
報告者:エリック・ハーウィット(ハワイ大学)
「Study Methods of the Chinese Economy.」
討論者:李春利(愛知大学)、田中英式(愛知大学)、原田忠直(日本福祉大学)、
安達満靖(中国アジア農業食品問題研究所)、滕媛媛(ICCS研究員)
◆16:20~17:50 文化・社会班 報告討論 (座長:唐燕霞)
テーマ:日中人類学研究方法論
報告者:劉正愛(中国社会科学院民族学與人類学研究所)
「中国大陸における日本人類学の影響力」
報告者:趙蕤(西南民族大学外国語学院副教授)
「日本における中国イ族の神話・民話に関する研究」
討論者:周星(愛知大学)、高明潔(愛知大学)、戸川貴行(ICCS研究員)
◆17:50~18:00 閉会の挨拶
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■お問合せ・申込先:
愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)
E-MAIL:iccs-sympo(AT)ml.aichi-u.ac.jp
※上記メールアドレスの(AT)は@に置き換えてください。
※事前に上記の申込先までお申し込みください。申込方法は、氏名(フリガナ)、所属、
電話、Eメールアドレスをご記入の上、Eメールでお申込みください(書式任意)。
■申込期限:2018年3月2日(金)正午まで