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「日中食品安全管理体制比較に関するシンポジウム」天津科技大学にて開催

 愛知大学国際中国学研究センターでは、3月20日に中国天津市、天津科技大学にて、シンポジウム「日中食品安全管理体制比較」に出席しました。本学から、高橋五郎ICCS所長、宋暁凱ICCS研究員が報告者として出席しました。

 天津科技大学のホームページにてシンポジウム開催情報が掲載されておりますので、ご紹介申し上げます。

天津科技大学ホームページ: http://news.tust.edu.cn/kdxw/51840.htm


2014年度ICCS国際シンポジウム「四中全会における〈法治〉と日中関係をめぐる諸相」開催しました

 国際中国学研究センター(ICCS)は、2015年2月14日(土)、本学名古屋校舎において「四中全会における〈法治〉と日中関係をめぐる諸相」を開催しました。本シンポジウムには、中国人民大学張践教授、中国政法大学単純教授、北京大学周建波教授はじめ4名の海外研究者が出席し、国内からは12名の研究者が集い、それぞれの専門領域から多くの提言がなされました。現代中国における法治を中心テーマとして、中国思想から現代中国政治、さらには環境問題まで、さまざまな側面から、コメントもだされ、活発な討論、意見交換がなされました。

 




2014年度ICCS研究員の着任について

 2015年2月2日、田中周ICCS研究員が着任しました。 ---


■田中 周 研究員

 ICCS研究員の田中周と申します。専門は現代中国政治、現代中国の民族問題、ウイグル研究、新疆-中央アジア関係、ナショナリズム論です。目下の研究課題は中国共産党の国家統合で、特に1940年代から1950年代にかけて中国共産党がいかにして新疆を統合したかを分析しています。これまで私は中国という枠を中心にして、その中で新疆およびそこに暮らすウイグル族を研究してきました。しかし新疆の地政学的特色から中央アジアをも分析対象とすることは避けられません。今後は、中国と中央アジアの関係を通して新疆をめぐる政治・経済・民族問題を研究したいと考えます。思えば私が新疆に関心を持ったのは、幼少のころに抱いた中国・シルクロードに対する憧れが出発点となっています。将来は研究テーマ上で、中国からヨーロッパに至るシルクロードを横断したい、というのが私の大きな夢です。
⇒田中周研究員プロフィール



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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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