2025年7月1日、岸川あゆみICCS研究員が着任しました。
■岸川あゆみ 研究員
ICCS研究員の岸川あゆみと申します。私は、主に文学・映画を対象に、近現代における台湾及び東アジア地域の文化動態を研究しています。これまでの研究では、20世紀台湾の政治・経済に影響力を持ってきたバナナ産業に注目し、その生産・流通を主題とした作品群を読み解くことで、多様なエスニック・グループから成る台湾社会の様相を明らかにしてきました。中国語圏を横断する学際的な文化研究の視野を活かして、ICCSの提起する「現代中国学」の構築に貢献できるよう努めてまいります。