お知らせ

張静・ICCS訪問教授が着任しました

2025年4月13日、ICCS訪問教授として招聘した張静教授(ZHANG Jing、北京大学教授)が来日しました。

 張静教授は、1982年に四川大学で哲学学士、1987年に南開大学社会学修士、1995年香港中文大学で社会学博士を取得されました。

 主な研究領域は、中国社会学、政治社会学。現在は北京大学社会学部教授、博士課程指導教員、文科一級教授を務め、北京大学社会科学学部長を兼任しています。

 主な著作に『社会治理:組織、観念と方法』、『基層政権:乡村制度の諸問題』、『法団主義』、『利益組織化単位』、『公共規則と乡村社会』などがあります。

 張静教授の任期は2025年5月9日まで。本学在任中、本研究センターの研究活動に参加するほか、大学院中国研究科博士後期課程にて「中国社会特殊研究Ⅴ」を担当します。

4月19日(土)15:30~17:30 名古屋キャンパス3階会議室で、中国語による講演会(日本語逐次通訳有)を開催し、40名を超える学内外の方が聴講され、盛んな質疑応答がありました。
講演テーマ:「中国社会:個人与組織関係的変化(中国社会:個人と組織関係の変化)」




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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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