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公開講演会「「三圏説」―中国人類学における漢族と“内と外の異文化”研究の歴史と課題」開催のお知らせ(10/29)

開催日時

「三圏説」―中国人類学における漢族と“内と外の異文化”研究の歴史と課題


“The Three Rings”: The History and Historical Issues of Chinese Anthropological Narratives of the Han and the “Internal” and “External” Others


  • 日時:2011年10月29日(土) 14:00~17:00
  • 会場:本学名古屋校舎 中央教室棟3階 第4研修室

  • 講師:王銘銘 氏
    (中国北京大学社会学人類学研究所教授、日本国立民族博物館民族文化研究部訪問教授)

  • 概要:「三圏説」は、親族制度研究のための人類学的概念であるが、中心・周辺・半周辺からなる世界政治を論ずる著名な「世界システム論」の概念でもある。本講演では「三圏」を以って漢族・内部社会の他者・外部社会の他者という三者を示し、20世紀以前中国の「天下観」に焦点を当て、「天子の民」から「国族」への転換を通して、「三圏説」による中国社会研究の意義を提示する。

  • 司会兼コメンテーター:高明潔 氏(愛知大学現代中国学部教授、ICCS運営委員)
  • 通訳:小嶋祐輔 氏(愛知大学ICCS研究員)

  • 備考:日本語通訳有、一般公開、参加無料、申込不要
  • お問い合わせ先:こちら


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【PDF】講演会ポスター(10/29)


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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