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開催状況不明
イスラームとマルクス主義をめぐる理論上の諸問題 I―現代中国の現況とその可能性をめぐる座談会―(12/12)
- 開催日時
イスラームとマルクス主義をめぐる理論上の諸問題 I
―現代中国の現況とその可能性をめぐる座談会―
―現代中国の現況とその可能性をめぐる座談会―
共催研究会:
科学研究費助成事業(基盤研究B)「アラブ・イスラーム世界におけるマルクス主義の展開―運動・哲学・歴史像をめぐって」「哲学・思想」班/愛知大学国際中国学研究センター(政治外交班)/同国際問題研究所西北地域研究プロジェクト/同国際コミュニケーション学部アジア協同体論講座
開催趣旨:
科学研究費助成事業(基盤研究B)「アラブ・イスラーム世界におけるマルクス主義の展開―運動・哲学・歴史像をめぐって」は、中東(特にアラブ地域)におけるマルクス主義の展開過程の特質を、運動、思想、社会的・歴史的背景の面から明らかにすることを目的とし、マルクス主義を、ヨーロッパからの単なる「移植」の産物として見るのではなく、地域の現実との格闘の中で発展してきた運動・思想として捉え、そのプロセスを動態的に分析することをめざしつつ、特に、地域に根ざした「知」の伝統(アラブ・イスラーム哲学の蓄積等)との葛藤・対話の中でどのような独自の展開が見られたかに注目し、イスラームの歴史・哲学・思想研究の成果を活かしつつ分析を深め、①現代中東における社会運動をめぐる研究に新たな視角をもたらすと共に、②非ヨーロッパ世界におけるマルクス主義の展開過程をめぐる研究の深化にも比較の視座から寄与することをめざすべく、進められている研究プロジェクトです。
今回、愛知大学国際中国学研究センター(政治外交班)、同国際問題研究所西北地域研究プロジェクト、同国際コミュニケーション学部アジア協同体論講座の招聘により来日した、長年西北ムスリム研究に携わっていらっしゃる王建新蘭州大学教授(中山大学元教授)をお迎えし、最近の「中国共産党、党員の宗教禁止徹底 民族対立の深刻化恐れ」といった報道もあるところを踏まえつつ、中国におけるイスラームとマルクス主義をめぐる理論上の諸問題をめぐって、率直な意見交換を行う座談会形式の研究会を企画いたしました。みなさまのご参加と活発なる議論をお待ちしております。
開催趣旨説明:鈴木規夫 愛知大学教授
座談への発話:王 建新 蘭州大学教授
「中国におけるイスラームとマルクス主義」をめぐって
開催日程:2014年12月12日(金)17時00分〜19時00分
開催場所:愛知大学東京霞ヶ関オフィス(霞が関コモンゲート西館37階)
http://www.aichi-u.ac.jp/tokyo/access.html
コーディネーター:鈴木規夫(愛知大学国際コミュニケーション学部教授・同国際中国学研究センター運営委員/政治外交班代表・同国際問題研究所西北地域研究プロジェクト主査)
※お問い合わせは、鈴木規夫研究室 norioszk@vega.aichi-u.ac.jp 或いは、愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)事務室 E-MAIL:iccs-sympo(AT)ml.aichi-u.ac.jpまで
※上記メールアドレスの(AT)は@に置き換えてください