1月29日(木)毎年実施しているICCS日本理解プログラムを実施。
伊勢神宮(外宮・内宮)及び二見が浦を見学しました。
大学院中国研究科博士後期課程のデュアルディグリープログラム
の学生が、ICCS運営委員の郭万里経営学部准教授の引率のもと、早朝
に名古屋キャンパスを出発しました。
ハイヤーのドライバーは偶然ですが、本学豊橋校舎の卒業生で、外
宮では案内もしてくださいました。
伊勢神宮にて、拝礼方法・神社の建築様式などが、五行思想に基づ
いていることや、五行思想は古代中国から伝播してきた陰陽・五行の
思想の影響を受け、日本人の四季の各種生活様式や祭礼・行事・思考
等に深く影響を与えていることなどを、学生自身が現地で見て知り、
今後の研究の参考になったようです。
12月6日(土)名古屋キャンパス厚生棟3階の会議室で、ICCS主催2025年度 シンポジウム「現代中国学」の探求と中国研究のフロンティア を開催いたしました。
今回は、名古屋校舎での会場参加は43名、オンライン参加は38名、計81名の方々のご参加がありました。
当日は関東や九州から、更には中国から来訪された方もお見えでした。オンラインでは中国・香港・台湾からの視聴もありました。
田中英式経営学部教授(ICCS運営委員)の司会のもと、「現代中国学」のこれまでの研究状況を皮切りに、中国農業分析の論法、国連、米中関係を中心にした政治外交的話題、家電及び小売産業など経済的テーマなど、変わりゆく世界情勢・国際・地域関係や経済活動などの現象を事例に幅広いコンテンツの話題について以下のとおり各研究者からの発表がありました。
最後に李春利所長がモデレーターを務め、総合討論が展開され、ギャラリーからも最近頻繁に聞かれる諸問題等への質問やご意見なども寄せられ、様々な意見交流の場となり、今後の研究にも新たな参考となるシンポジウムとなりました。
第Ⅰ部
趣旨説明 「ムーブメント」としての「現代中国学」所長 李春利
基調講演1 「現代中国学」の方法論をめぐって ICCSフェロー 川井伸一
基調講演2 現代中国農業分析のための三段階論的方法について ICCSフェロー 高橋五郎
第Ⅱ部 現代中国研究のフロンティア:政治外交・社会経済
研究報告1 国連一般討論演説にみる中国の「平和と発展」 ICCS運営委員 加治宏基
研究報告2 アメリカにおける中国の人権問題―米議会における取り扱われ方について
ICCS運営委員 河辺一郎
研究報告3 アジア家電産業の構造転換連鎖の変化 ICCS運営委員 田中英式
研究報告4 グローバル小売業における新興勢力の躍進―中国ネット小売企業の台頭とLeapfrog現象
ICCS運営委員 土屋仁志
第Ⅲ部
総合討論&質疑応答 登壇者全員(モデレーター李春利)
10月4日(土)名古屋キャンパス本館20階で、ICCS主催シンポジウム「東亜同文書院中国調査旅行報告書の中国語翻訳と大調査旅行の展開」が盛会のうちに終了いたしました。大澤肇現代中国学部准教授(ICCS所員)の司会で40名を超える学内外の方が聴講され、充実した講演会となりました。
初めに、東亜同文書院の中国語版による調査旅行報告書が、周建波訪問教授が主編者、これまでの本センターの研究員の何名かが編集に携わり、この度中国国内で先行して「経済調査資料」選訳の3巻が出版されたとして李春利所長より紹介がありました。
続けて、発行された3巻を、主編の周建波訪問教授より、東亜同文書院記念センター長の加納寛副学長宛てに贈呈いたしました。
講演の最初は、本冊子の刊行にあたり中国語版での刊行の意義、刊行でに関する様々な対応内容と、同文書院の調査旅行の内容とその価値等について、周建波訪問教授が中国語で講演、劉罡研究員が通訳を務めました。
続けて、東亜同文書院大学記念センターより、3名の方々による講演をいただきました。
藤田佳久名誉教授からは、「東亜同文書院の大調査旅行の展開」といタイトルで同文書院の成り立ちから愛知大学への変遷、学生が実際に歩んだ調査旅行のコースなどをわかりやすく解説をしてくださいました。
続いて石田卓生東亜同文書院大学記念センター研究員からは、「『東亜同文書院経済調査資料選訳』について」というタイトルで、これまで国内外で紹介あるいは出版された東亜同文書院の調査旅行について各種文献の紹介、今回中国語で出版された冊子の特徴さらには東亜同文書院生の卒業後の活躍などを報告いただきました。
更に「東亜同文書院大学図書館の世界」というタイトルで、成瀬さよ子東亜同文書院大学記念センター研究員より、かつての上海で何度か移転をした東亜同文書院の図書館の蔵書数、利用状況の推移や、書院の蔵書はどうなったか等興味深い内容をお話いただきました。
最後に李春利所長がモデレーターを務め、総合討論が展開され、ギャラリーからも特に東亜同文書院について詳しい方からの質問やご意見が寄せられ、今後の研究にも新たな参考となるシンポジウムとなりました。