６月３日（火）、中国華東政法大学政治学与公共管理学院張明軍院長ら4名（張熹珂副教授、任勇副教授、デュアルプログラム博士生として今年本学の学位を取得された李漢卿講師）が本センターに訪問されました。高橋五郎所長、周星教授(ICCS運営委員)と会談を行った後、学内施設の見学を行いました。会談では、中国華東政法大学の大学院制度、本学の大学院デュアルプログラムなどについてのこれまでの取り組み、特徴などについて、それぞれ説明があり、今後の両大学機関間の学術研究交流の締結への方向性などについても意見交換を行いました。
文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター（International Center for Chinese Studies：略称ICCS）は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。
ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。
