2014年6月9日、ICCS訪問教授として招聘した徐晋涛教授(北京大学国家発展研究院)が着任しました。
徐晋涛教授は、現在、北京大学環境科学と工程学院環境管理学部主任、北京大学国家発展研究院経済学教授、能源安全及び国家発展研究センター主任、北京大学環境経済学学科発展項目責任者を担当されています。
専門は資源・環境経済学。研究分野は、森林政策と水利ガバナンス、気候変動対策、都市交通政策や工業化汚染対策など。
北京大学環境科学及び工程学院にて博士指導教官としても、多くの国内・国外の博士修士を指導されており、「経済研究」・「中国社会科学」・「経済学季刊」・「中国農業経済」・「林業科学」・「林業経済」・「American Journal of Agricultural Economics」・「Word Development」・「Land Economics」・「Ecological Economics」 「Environment and Development Economics」・「Forest Policy and Economics」等多くの国内、国外学術期刊に発表されています。
その他にも、20あまりの国家及び国際協力研究プロジェクトを主催しました。代表的なプロジェクトには:「GIS技術に基づいての中国東北国有森地区森資源動態変化分析及び政策模擬」・「団体森地区林権改革研究」・「国有森地区改革方案研究」等があります。
主要な著書には、英文著書4冊、“Implementing the Natural Forest Protection Program and the Sloping Land Conversion Program: Case Studies”; “Implementing the Natural Forest Protection Program and the Sloping Land Conversion Program: Lessons and Policy Recommendations” (共編著, China Forestry Publishing House, 2004 and 2002); “China's Forest: Global Lessons from Market Reforms”(共編著, Resources for the Future Press, 2003); “Getting the private sector to work for the public good: instruments for sustainable private sector forestry in China” (共編著, Earthprint Limited, 2002)など。その他に、中国語著書8冊、国際ジャーナル論文27本を含め、多数発表している。
徐晋涛教授の任期は2014年6月26日まで。本学在任中、本研究センターの研究活動に参加する他、大学院中国研究科博士後期課程にて「中国環境特殊研究Ⅴ(中国環境論)」を担当します。