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劉志楊ICCS訪問教授が着任しました

2017年1月8日、ICCS訪問教授として招聘した劉志楊教授(中山大学社会学与人類学学院人類学系)が着任しました。


 中山大学社会学与人類学学院人類学系教授、同主任。主な研究対象、中国民族文化と社会研究、人類学(民族学)。

 主な著作、論文には、《藏彝走廊里的白马藏族:习俗、信仰与社会》,民族出版社,2012年9月。《乡土西藏文化传统的选择与重构》,民族出版社,2006年12月出版。《寻求内源发展:中国西部的民族与文化》,中山大学出版社,2006年6月。藏区民族基础教育现状与思考:来自四川康定藏区的田野调查,《社会学评论》2014年第5期。谢丽·奥特纳与《珠穆朗玛峰上的生与死:夏尔巴人与喜马拉雅登山运动》,《西藏民族学院学报》2014年第2期。《青海民族研究》2013年第4期,“资源竞争下族群认同的内部分化:基于四川平武白马藏族的个案分析”。China Tibetology,2012.1,Sanctity and Inside Purity:A Cultural Interpretation of the Purity Concept among Tibetan Farmers。

その他にも、著作、論文多数。

 劉志楊教授の任期は2017年2月5日まで。本学在任中、本研究センターの研究活動に参加する他、大学院中国研究科博士後期課程にて「中国文化特殊研究Ⅷ」を担当します。

 


『東亜同文書院中国調査手稿叢刊』(1927~1943)計200冊が中 国国家図書館から編集・発刊されました。

**『東亜同文書院中国調査手稿叢刊』(1927~1943)計200冊
中国国家図書館から編集・発刊**


 このたび、『東亜同文書院中国調査手稿叢刊』(1927~1943)計200冊が中国国家図書館から編集・発刊されました。この部分は、東亜同文書院調査大旅行記等のうち、愛知大学図書館所蔵には欠けるものです。

 これまで、日本と中国で公開を待たれてきた貴重な資料で、編者をして「満鉄」資料をしのぐと言わしめています。今後、日本・中国・そして世界の中国研究者の耳目を集めるに違いないと思われます。

 この資料の公刊情報は、ICCSと北京大学が進めてきた学術連携やICCS関係者の中国における知己を基礎に、日本で初めて入手できたものです。

 さしあたり、中国でいちはやく報道された資料の一部を和訳(ICCS訳)してお届けします。

資料
1、出版内容紹介「東亜同文書院中国調査手稿叢刊(全200冊)」(和訳付き)
2、上海日研中心(出典:中青在線)「近代日本派出4000名学生調査中国档案首次出版」(和訳添付)



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資料1.中国語の内容紹介

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資料1.内容紹介の日本語訳

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資料2.中国での報道内容

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資料2.中国語報道の日本語訳


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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