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姚洋ICCS訪問教授が着任しました

2012年7月7日、ICCS訪問教授として招聘した姚洋(YAO Yang)教授(北京大学中国経済研究センター)が来日しました。


姚洋教授は、1986年に北京大学で地理学学士、1989年に同大経済学修士、1996年に米ウィスコンシン-マディソン大学で農業経済学博士を取得。主な研究領域は、開発経済学、制度経済学。現在、北京大学中国経済研究センター主任・教授、同大国家発展研究院副院長。主な著作に《制度与効率-和諾斯対話》、《作為制度創新的経済改革》等。

姚洋教授の任期は2012年7月28日まで。本学在任中、本研究センターの研究活動に参加するほか、大学院中国研究科博士後期課程にて「中国経済特殊研究Ⅶ」を担当します。


姚洋ICCS訪問教授

姚洋ICCS訪問教授


人間文化研究機構(NIHU)「現代中国地域研究」第2期計画に本研究センターが連携研究拠点として参加します

 大学共同利用機関法人人間文化研究機構では、現代中国の文化、社会、政治、経済等の現状を認識、理解し、現代中国に関する重要問題を総合的に解明することを目標として、2007年度から「現代中国地域研究推進事業」を実施しています。

 本事業はこれまで早稲田大学、京都大学、慶應義塾大学、東京大学、総合地球環境学研究所、東洋文庫を共同設置研究拠点としてプロジェクトが推進されてきましたが、2012年度から始まる本事業第2期の実施にともない、上記6機関に加えて、本研究センターが連携研究拠点として参加します(ほか1機関が連携研究拠点として参加)。

 本研究センターでは、共通テーマ「現代中国の学際的研究―新しい大国をどう捉えるか?」の下、拠点代表となる高橋五郎所長を中核として、「日中関係変化の構造的変容に関する実証的研究」プロジェクトを実施します。

 本拠点の研究計画は以下の添付ファイルをご覧ください。後日、改めて正式な研究計画をアップします。


ファイルを開く

2012年度「現代中国地域研究」第2期研究計画(愛知大学).pdf


山口哲由研究員が2011年度「日本地理学会賞(優秀論文部門)」を受賞しました

 本研究センターの山口哲由研究員が、2011年度の日本地理学会賞(優秀論文部門)を受賞しました。受賞の対象となった論文は「移動牧畜が放牧地に及ぼす負荷の分布状況の推定―中国雲南省北西部のチベット族村落の事例―」(地理学評論第84巻3号:199-219)です。授賞式は2012年3月28日、日本地理学会2012年春季学術大会にて執り行われました。


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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