お知らせ

2009年度ICCS研究員の着任について

2009年4月1日、加治宏基ICCS研究員が着任しました。


<加治宏基研究員>

ICCS研究員に着任いたしました加治宏基です。研究テーマは、国連システムをめぐる「中国」です。つまり、国連システムの変動力学としての「中国」に着目し、「天下」など伝統的思想に起因する政治空間(「中華世界」)の今日的構造の解明に努めています。「国際中国学」の創生の一助となれば幸いです。


加治宏基研究員

加治宏基研究員


ICCS研究員の退任について

2009年3月31日をもち、秋山知宏研究員と李佳研究員が任期満了のため退任されることになりました。


<秋山知宏研究員>

平成19年9月より約1年半の間、本当に多くの方に支えていただき、充実した研究生活を送ることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。ICCSとの有機的なつながりを保ちつつ、新天地でも一歩一歩精進致します。ICCSの今後のさらなるご発展を祈念致しております。

<李佳研究員>

先生および職員の方々に支えられ、充実した一年間を送ることができました。短い時間でしたが、数々の大切な出会いがあり、ICCSが私に研究生活の新しい扉を開いてくれました。名残惜しい気持ちでいっぱいですが、今後もICCSと関わりながら、新天地で頑張っていきたいと考えています。


秋山知宏研究員(左)、李佳研究員(右)

秋山知宏研究員(左)、李佳研究員(右)


中国社会科学文献出版社 謝曙光社長一行が本研究センターに来訪されました

2009年3月19日、謝曙光社会科学文献出版社・社長、楊群同社総編集長補佐、劉瑋同社国際合作室員が本研究センターに来訪されました。


社会科学文献出版社は中国社会科学院直属の出版社であり、主に人文社会科学および自然科学分野の専門図書を刊行する出版社として知られています。今回、謝社長一向は、日本国内の主要な中国研究機関を訪問し、日本における中国研究の実情理解を目的として来訪されました。本研究センターからは高橋五郎所長、加々美光行前所長らが出席し、本研究センターの取り組みを紹介するとともに、日本の中国研究に関する意見交換をおこないました。また、謝社長から本研究センターの研究成果を広く中国国内の読者に紹介したいという申し出があり、今後両機関間において具体化を進めることになりました。



最新のお知らせ

お知らせの一覧へ

月別記事

ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

詳しく見る