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2011年度「第2回ICCS政治・外交研究会」を開催しました

開催日時

2011年11月26日(土)15時00分~17時30分、本学車道校舎において、今年度第2回目の「ICCS政治・外交研究会」を開催しました。


 今回は、加々美光行先生(愛知大学現代中国学部教授・ICCS運営委員)に「過渡期中国はどこへ向かうか」というテーマで報告いただきました。


 一時間半におよぶ加々美報告では、過渡期中国の不安定性の要因として、以下の三点が指摘されました。①高貯蓄低消費構造を加速させる巨大インフラ投資主体の経済政策 ②中央指導部で依然として発揮され続ける江沢民派の影響力 ③ネット輿論が先導する政府批判と民主化要求 


 また、質疑応答においても、一時間以上にわたって多岐におよぶトピックスで活発な議論が交わされました。

(文責:小嶋祐輔)



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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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