お知らせ

『中国の食料問題と農業革命』調査報告書(科学技術振興機構中国総合研究交流センター)が完成致しました

本センターで取り組みました調査研究の成果として、このほど『中国の食料問題と農業革命』(科学技術振興機構中国総合研究交流センター)が完成致しました。本報告書の内容は以下の通り構成されております。

**『中国の食料問題と農業革命』**


はじめに 高橋五郎(愛知大学教授) 
第一部 中国の食料問題に関する調査 1.大島一ニ(桃山学院大学教授)
2014年1号文献の分析-中国農業・農村問題の現状と課題-

2.原田忠直(日本福祉大学准教授)
中国の食糧自給率について

3.大島一ニ(桃山学院大学教授)
日中間を中心とする中国の食料貿易の現状

4.高橋五郎(愛知大学教授)
中国の食料の安全性について

第二部 中国の農業革命に関する調査 1.李騰飛(国家食糧局食糧科学研究員助理研究員)
中国農業水利技術の現状と展望

2.張燦強(農業部農村経済研究センター研究員)
中国における耕地の全体状況と土壌改良技術

3.高強(農業部農村経済研究センター研究員)
中国農業における品種改良技術の発展の現状と展望

4.有田義弘(ICCSリサーチアシスタント・愛知大学中国研究科博士課程)
農業機械化・肥料・農薬使用技術

5.高橋五郎(愛知大学教授)
ビニールハウス・ガラス温室

6.宋暁凱(ICCS研究員)
植物工場技術

7.高橋五郎(愛知大学教授)
包装・コールドチェーン技術(貯蔵・輸送技術)

8.宋暁凱(ICCS研究員)
中国添加物の分類基準と概要

9.高橋五郎(愛知大学教授)
「モジュール食品」と食品化技術

第三部 資料編 中華人民共和国食品安全法(改正草案)2014年12月30日
あとがき
総ページ数:107ページ




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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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