愛知大学国際中国学研究センターでは、11月15日に中国上海市、華東政法大学松江キャンパスにて、シンポジウム「比較現代化視野中の日中国家建設」に出席しました。本学から、高橋五郎ICCS所長、鈴木規夫教授(国際コミュニケーション学部、周星教授(国際コミュニケーション学部)、唐燕霞教授(現代中国学部)、牛革平ICCS研究員が報告者として出席しました。
華東政法大学からは、張明軍教授(華東政法大学政治学与公共管理学院院長)、呉新葉教授(華東政法大学政治学与公共管理学院副院長)らが出席され、シンポジウムを通じて研究交流を行いました。シンポジウムでの発表は以下の通り行いました。
■発表:
◆高橋五郎(愛知大学現代中国学部教授、ICCS所長)
「国家近代化建設における農業部門の役割~日中比較の視点~」
《国家现代化建设中农业部门的功能:日中比较的视角》
◆張明軍(華東政法大学政治学与公共管理学院院長、教授)
《目前中国国家治理能力建设中的法治权威重构》
◆唐燕霞(愛知大学現代中国学部教授、ICCS運営委員)
「現代中国の国家建設と社会建設―基層社会の変化を手がかりに―」
《现代中国的国家建设与社会建设—以基层社会的变化为线索》
◆任勇(華東政法大学政治学与公共管理学院副教授)
《国家认同在现代国家建设中地位与作用》
◆陳毅(華東政法大学政治学与公共管理学院行政管理系主任、副教授)
《以国家反思平衡为核心审视中国的现代国家建设—以国家自主性为视角》
◆鈴木規夫(愛知大学教授、ICCS運営委員、ICCS政治外交研究班責任者)
「《翻訳と日本の近代》の政治学再考ー日中比較の視座から」
《﹤翻译与日本的现代﹥的政治学再考察:日中比较的视角》
◆周星(愛知大学教授、ICCS運営委員、ICCS社会歴史・文化研究班責任者)
《制造“国民”:中日“成人礼”相关问题的比较研究》
◆臧志軍(復旦大学国務学院教授、愛知大学ICCS 政治外交研究
班員)
《国家治理中的党政行关系—中日比较的视角》
◆呉新葉(華東政法大学政治学与公共管理学院副院長、教授)
《社会冲突中的涉民族因素及其解决》
◆張熹珂(華東政法大学政治学与公共管理学院政治学系主任、副教授)
《社会转型与社会动员:日本现代化转型中的武士阶层》
◆易承志(華東政法大学政治学与公共管理学院副教授)
《快速城市化背景下大城市城乡结合部公共服务资源配置的影响
机制分析—基于上海市J 镇的案例研究》
◆牛革平(愛知大学ICCS 研究員)
《儒家的自然和正义观——兼论现代中国的生态问题》
◆李漢卿(華東政法大学政治学与公共管理学院講師)
《地方政府公司化:环境群体性事件生发机制的一种解释》
●司会:
張熹珂(華東政法大学政治学与公共管理学院政治学系主任、副教授)
陳毅(華東政法大学政治学与公共管理学院行政管理系主任、副教授)
【華東政法大学政治学与管理学院-ホームページ開催報告】
http://www.zzgg.ecupl.edu.cn/html/kexueyanjiu/keyandongtai/2014/1118/331894.html
中国より招聘した蘇智良教授(上海師範大学)、臧志軍教授(復旦大学)、徐静波教授 (復旦大学)らは、愛知大学ICCS政治外交班、同アジア協同体論講座、早稲田大学20世紀メディア研究所、日露歴史研究センター共催、ゾルゲ・尾崎没後70周年記念プレ・国際ワークショップ:「アジア歴史認識とゾルゲ・尾崎事件」に出席した後、11月6日(木)において、戦前の「ゾルゲ事件」にかかわる調査のため、岐阜県瑞浪市における伊藤律氏が幼少期過ごした土地や親族を訪問しました。その後、明世町化石山(戸狩山)にある「日中不再戦の誓い」の碑や地下壕を視察し、尾崎秀実の実家があった白川町へ訪ねました。以下、新聞デジタル版に記事が掲載されておりますのでご紹介させていただきます。
岐阜新聞
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141107/201411070951_23668.shtml
東濃ニュース:中国の大学教授らが伊藤律氏の幼少期を探る
【妹・寿女氏と歓談】
http://tononews.blog.fc2.com/blog-category-2.html