2011年5月4日、北京市海淀区中関村大厦「眉州東坡酒楼」にて、中国研究科デュアルディグリー・プログラム修了生等により、ICCS同窓会が設立されました。
佐藤元彦学長、高橋五郎本研究センター所長、李春利同中国事業推進責任者の訪中に際し、北京在住の中国研究科デュアルディグリー・プログラム修了者および在籍学生等約20名が参加して歓迎会を開催しました。その際、本プログラムには2004年度以来、約80名の中国側学生が参加し、すでに多くの学生が中国国内の枢要な大学・研究機関に就職し活躍しており、交流の場としてICCS同窓会を組織したいとの提案があり、参加者満場一致で設立を決定しました。
会長には、許光清さん(第1期生、中国人民大学環境学院副教授)、王芳さん(第1期生、南開大学経済学院副教授)が共同就任し、幹事長には涂明君さん(第3期生、中国共産党中央党校PD)が就任しました。
このたび本研究センターと北京大学中国経済研究センターは、本年4月に学術交流協定を締結したことに伴い、具体的な活動の一環として、両機関に加え韓国国際経済研究所の3機関との共同研究「“日中韓自由貿易区構想”協力プロジェクト」を始めることで合意し、5月5日、北京大学で本学佐藤元彦学長(本研究センター運営委員)、本研究センター李春利中国事業推進責任者(同運営委員、経済学部教授)、北京大学李岩松副校長等のご列席のもと、本研究センター高橋五郎所長と北京大学中国経済研究センター姚洋主任との間で、その調印式を行ないました。
今後は、毎年2回程度の研究交流を行ない、随時、成果を公表・発信すると同時に、3年後を目途に、その成果を3カ国政府等に提言することしました。