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中国政法大学政治与公共管理学院との間で学術教育交流協定を締結しました

このたび、本研究センターは、中国政法大学政治与公共管理学院との間で学術教育交流協定を締結しました。


 中国政法大学政治与公共管理学院は、1985年設立の同大政治系を母体として1999年に設立されました。現在、同学院には学士課程に政治学及び行政学、国際政治、行政管理、公共事業管理の4学科、修士課程には行政管理や国際関係など7専攻、博士課程には政治学理論、中外政治制度の2専攻が設置されています。著名な教授陣と豊富な研究教育実績を有し、中国国内の政治学、公共管理、国際関係分野における主要な教育研究機関のひとつとして有名です。

 本研究センターでは、昨年6月に同学院の盧春龍副院長、叢日雲教授、潘小娟教授、劉星博士を招聘して講演会を開催したほか、双方の研究成果の交換等をおこなってきました。今回、両機関間で学術教育交流協定が締結されたことにより、更なる交流の深化をおこなう予定です。


石河子大学政法学院イスラームの論理と文化研究センターとの間で学術教育交流協定を締結しました

このたび、本研究センターは、石河子大学政法学院イスラームの論理と文化研究センター(中国・新疆ウイグル自治区)との間で学術教育交流協定を締結しました。


 石河子大学は、1996年、石河子農学院、石河子医学院、兵団師範専科学校、兵団経済専科学校が合併して設立されました。2010年現在、経済、経営、法学、教育、文学、歴史、理学、工学、農学、医学等の20学部71学科を擁し、在学生約30,000人、教職員約2,600名を有し、211工程および国家西部重点建設大学にも選定される新疆地域有数の規模と実力を誇る総合大学です。

 同大イスラームの論理と文化研究センターは、2010年3月、中山大学論理と認知研究所(中国教育部人文社会科学重点研究基地)と石河子大学オアシス社会経済と屯墾研究センター(新疆ウイグル自治区生産建設兵団人文社会科学重点研究基地)の共同により設置された新しい研究機関です。同センターは、①中国国内の研究成果の整理統合の推進、②中国及び中央アジア地区のイスラーム文化研究の発展、③国内外の専門に関連する研究者の学術交流の促進、④専門研究者の育成を目指しています。

 本研究センターは、2005年に寧夏社会科学院との間で「日中合作西部開発共同研究センター」を設置して以来、一貫して中国西部地区に関する研究を続けてきました。今回の協定締結により、更なる研究の深化をおこなう予定です。


楊聖敏ICCS訪問教授が着任しました

11月24日、本研究センター訪問教授として招聘した楊聖敏教授(中国中央民族大学民族学与社会学学院長)が来日しました。


 楊聖敏教授の主な研究テーマは、中国西北・中央アジア民族で、とりわけ新疆における民族の歴史と文化等の領域で数多くの成果を残されています。主な著作に、『新疆現代政治社会史略』(中国社会科学出版社,1992)、『The Population Of Chinese Muslim Minorities, Population Studies of the Muslim World』 (Cairo,1993)などがあります。

 楊聖敏教授の任期は2010年12月23日まで。本学在任中、本研究センターの研究活動に参加するほか、大学院中国研究科博士後期課程にて「中国文化特殊研究Ⅷ」(新疆民族の歴史と文化)を担当します。


楊聖敏教授

楊聖敏教授


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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