お知らせ

ランデイル・ドイル訪問教授、デュアルディグリー・プログラム第5期生送別会を開催しました

7月16日(木)、8月に帰国予定のランデイル・ドイル訪問教授、デュアルディグリー・プログラム第5期生10名(南開大学5名、中国人民大学5名)の送別会を開催しました。



ランデイル・ドイル教授

ランデイル・ドイル教授

ランデイル・ドイル教授は、本年5月16日に来日され、本研究センターで研究活動を行うとともに、本学中国研究科博士後期課程において「中国政法特殊研究Ⅳ」を担当されました。7月31日に任期を終了し、8月1日に帰国される予定です。


デュアルディグリー・プログラム第5期生

デュアルディグリー・プログラム第5期生

また、昨年9月から本学名古屋校舎に留学(キャンパス移動)しているデュアルディグリー・プログラム第5期生10名(南開大学5名、中国人民大学5名)は留学(キャンパス移動)期間を終了し、8月4日に帰国する予定です。


帰国を前にして、7月16日(木)、本学名古屋校舎において本研究センター主催送別会を開催しました。送別会では、高橋所長からの送別挨拶があり、続いて、ドイル教授、10名の学生から惜別の挨拶がありました。送別会には中国研究科在学生のほか、本研究センター教職員、研究員等が多数参加し、有意義な時間をすごしました。


記念撮影

記念撮影


2009年7月ICCS研究員の着任について

2009年7月1日、成田拓未ICCS研究員が着任しました。


<成田拓未ICCS研究員>

ICCS研究員に着任いたしました成田拓未です。研究テーマは、日中農産物貿易、中国の農民専業合作社(=農協)問題です。日中は農産物の面でも密接な関係を持っています。廉価な食品を日本に供給する中国、高級な農産物を中国に売り込もうとする日本。中国における消費の成熟化の進展は、対照的な両国の貿易のあり様をどう変えていくのか。また、日中両国の農民はどう関わっていくのか。“国際中国学”に、新たな知見を提供できれば幸いです。

成田研究員プロフィール


成田拓未ICCS研究員

成田拓未ICCS研究員


デュアルディグリー・プログラム日本側入学生が南開大学から博士号を取得

本研究センターの若手育成事業の一環として実施している中国研究科博士後期課程デュアルディグリー・プログラム対象学生の夏目晶子さん(中国研究科D3)が、南開大学から博士号を取得しました。


夏目晶子さんは、2005年4月に本学中国研究科博士後期課程へ入学し、同年5月におこなわれた南開大学入学試験(デュアルディグリー・プログラム対象)に優秀な成績で合格しました。その後、2006年2月から1年間、南開大学周恩来政府管理学院へキャンパス移動(留学)し、同大の王処輝教授(社会思想史)に師事しました。以来、日本側指導教員の周星教授と中国側指教員の王処輝教授の双方から熱心な指導を受け、『清末至民国時期中国服飾文化変遷与社会思想観念』という博士論文の研究課題に取り組んできました。


2009.5.24 口述試験と論文審査

2009.5.24 口述試験と論文審査

本年5月24日、南開大学において学位申請論文の口述試験と論文審査を受け、5名の審査委員から高い評価を得え、最終審査の結果、6月29日、同大から社会学博士号を授与されました。


夏目晶子さん(2009.6.29、南開大学)

夏目晶子さん(2009.6.29、南開大学)

2004年度から実施しているデュアルディグリー・プログラムにおいて、日本側入学生が南開大学から博士号を取得したのは夏目さんが初めてとなります。今後の夏目さんの活躍が期待されます。


2009.6.29 学位記授与式にて、南開大学の指導教授との記念撮影

2009.6.29 学位記授与式にて、南開大学の指導教授との記念撮影


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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