お知らせ

2008年度 国際中国学研究センター「若手研究者研究助成」公募結果について

採用者は以下の通りです。尚、助成期間はいずれも2008年4月1日から2009年3月31日までとなります。

氏名 所属・学年 指導教員 研究テーマ 助成額
熊李力 中国研究科D4 加々美光行 日美対華公衆外交比較研究 300,000円
涂明君 中国研究科D3 加々美光行 程序化与中国現代化 300,000円
周群英 中国研究科D3 周 星 超越民俗和科学-爨底下村育齢婦女的選択 300,000円
李 晋 中国研究科D2 周 星 宗教的復興与萌生:色達的漢藏互動 300,000円
劉 暉 中国研究科D2 加々美光行 鉄路と鄭州都市化の進展:1905-2005 300,000円

叢書「New Challenges and Perspectives of Modern Chinese Studies」(Shinichi Kawai 編)が刊行されました

叢書「New Challenges and Perspectives of Modern Chinese Studies」(Shinichi Kawai 編)が㈱ユニバーサル・アカデミー・プレスから刊行されました。


出版社 ㈱ユニバーサル・アカデミー・プレス
発行 2008年3月31日
ページ数 334P
版型 A5版ハードカバー
ISBN 978-4-904164-03-7
  1. A new Paradigm for Modern Chinaology: A Call for Co-   Behaviorism・・・Mitsuyuki Kagami
  2. The Original Modernity of China as a Method・・・Yuzo Mizoguchi
  3. On the Authenticity of History: Database Methods and Paradigm
      Shift in Historical Research・・・Guantao Jin and Qingfeng Liu
  4. Challenges and Perspectives of Chinese Studies in a Changing
      Society・・・Bernhard Fuehrer
  5. The Future of China Area Studies・・・Richard Madsen
  6. A Historic Process of Polarization of Social Strata in China:
      From Status to Contract・・・Guanglei Zhu
  7. The Limits of Consultative Leninism・・・Richard Baum
  8. The Generation and Development of Chinese Economic Going Out
      (Zou Chu Qu) Policy・・・Goro Takahashi
  9. Chinese Corporations and Their Strategies of International   Competition – A Comparative Analysis of Haier and Lenovo
      ・・・Shinich Kawai
  10. A Survey of Academic Resurrection in China Since the Initiation
       of Reform and Opening-Up・・・Zhuo Zhang
  11. Fundamental Problems Currently Facing Cultural Studies in
       Chinese Ethnology・・・Xing Zhou
  12. Environmental Problems in Modern China : Issues and Outlook
        ・・・Isamu Kayane
  13. Achievements and Problems of Modernization Process and    Environmental Management of China in the Past 50 Years
        ・・・Qi Lu

お求めはお近くの書店、または上記出版社まで。


叢書「現代中国学の構築に向けて」第3回配本『中国の新たな発見』(加々美光行 編)が刊行されました

叢書「現代中国学の構築に向けて」(全5巻)第3回配本として『中国の新たな発見』(加々美光行 編)が日本評論社から刊行されました。

『なぜ中国研究は成熟しないのか? 今なお残る「オリエンタリズム」への偏向。その悪弊を絶ち、中国独自の内発的な力学を探る。方法論の確信を試みる問題提起の書。』(帯コメントより)


出版社 日本評論社
発行 2008年3月31日
価格(税込) 4,410円
ページ数 298P
版型 A5版ハードカバー
ISBN 978-4-535-04840-9

【もくじ】

第Ⅰ部 方法論のパラダイム転換

  1. 現代中国学の新たなパラダイム-コ・ビヘイビオリズムの提唱
       ・・・加々美 光行
  2. 方法としての「中国独自の近代」・・・溝口 雄三
  3. 「中国」とは何か・・・劉 新
  4. 変化を遂げる社会における中国研究の挑戦と展望・・・バーナード・フューラー
  5. 中国地域研究の未来・・・リチャード・マドセン

第Ⅱ部 中国の発見 -歴史とナショナリズムをめぐる方法

  1. 歴史の真実性を論ず -データベース方式および歴史研究の
       モデルチェンジ・・・金 観涛/劉 青峰
  2. 辛亥革命をもたらした歴史の一潮流 -明末の「地方公議」から
       清末の「地方自治」へ・・・溝口 雄三
  3. 友好、裏切り、および中国におけるエスニック政治的なものの概念
       ・・・オラディン・E・ボラグ
  4. 竹内好の文学精神と中国像・・・岡山 麻子
  5. 中国ナショナリズム分析の枠組みと実践・・・田島 英一

お求めはお近くの書店、または上記出版社まで。


最新のお知らせ

お知らせの一覧へ

月別記事

ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

詳しく見る