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叢書「現代中国学の構築に向けて」第2回配本 『中国の環境問題』(榧根勇 編)が刊行されました

叢書「現代中国学の構築に向けて」(全5巻)第2回配本として『中国の環境問題』(榧根勇 編)が日本評論社から刊行されました。

『急激な経済成長に伴い、ますます深刻化する中国の環境問題、その実態をフィールド・ワークで実証的に解明するとともに、克服の方策を哲学的に、また個別具体的に検証する。』(帯コメントより)


出版社 日本評論社
発行 2008年3月25日
価格(税込) 4,410円
ページ数 346P
版型 A5版ハードカバー
ISBN 978-4-535-04844-7

【もくじ】

第Ⅰ部 中国の環境問題を理解するために

  1. 現代中国の環境問題-課題と展望・・・榧根勇
  2. 人類によるバイオマス資源の利用・・・内嶋善兵衛
  3. 中国の砂漠における人間活動と砂塵あらし・・・吉野正敏
  4. 中国の水循環、水資源および生態保護・・・劉昌明
  5. 過去50年の中国の近代化過程と環境管理の成果と問題・・・魯奇

第Ⅱ部 環境友好型社会の構築をめざして

  1. 中国の北方草原における人間と自然の調和的関係をめぐる
        若干の問題・・・高玉葆
  2. 武漢市における社会経済の進歩と環境保護 ・・・鄧南聖・
        寧薇・呉峰・林一歆
  3. 物質フローからみた中国経済・・・後藤尚弘
  4. 中国経済、エネルギーおよび環境に関する総合的な考察
        -現状・問題・政策・・・鄒驥・張雲・馮相昭
  5. 和諧社会をめざす中国のエネルギー政策・・・大澤正治
  6. 中国の都市をめぐる人と自然の和諧・・・一ノ瀬俊明

第Ⅲ部 環境改善のために必要な協力

  1. 日本と中国の環境NGO/NPOの現状と今後の課題
        ・・・宮沢哲男
  2. 日本企業の環境経営から地域環境戦略への展開
        -行政や民間団体活動の動向にも関連して・・・藤田佳久
  3. 中国の環境問題の特徴および中日協力への展望・・・宋献方
  4. 中国の循環型経済政策の動向分析-新たなステージを
        迎えた日中環境協力の方向を探る・・・柳下正治

お求めはお近くの書店、または上記出版社まで。


叢書「現代中国学の構築に向けて」第1回配本 『海外進出する中国経済』(高橋五郎 編)が刊行されました

叢書「現代中国学の構築に向けて」(全5巻)第1回配本として『海外進出する中国経済』(高橋五郎 編)が日本評論社から刊行されました。

『2001年、WTO加盟を果たし、国際舞台に踊り出た中国。蓄積された巨大資本の国外展開=「走出去」の行方を追い、中国企業のグローバル化の実態に迫る。』(帯コメントより)


出版社 日本評論社
発行 2008年3月10日
価格(税込) 4,410円
ページ数 299P
版型 A5版ハードカバー
ISBN 978-4-535-04842-3

【もくじ】

第Ⅰ部 中国企業海外進出の背景と中国経済

  1. 中国経済の走出去(海外進出)の生成と展開・・・高橋 五郎
  2. 中国資本の海外進出のいくつかの特徴・・・周 立群
  3. 中国経済の構造転換と「走出去」戦略・・・大橋 英夫
  4. 中国の「走出去」と経済発展の背景・・・古澤 賢治
  5. 中国企業の対外直接投資における金融上の制約・・・紀 元
  6. 中国企業対外投資の問題点と課題 ・・・朱 炎
  7. 中国企業の「走出去」(海外進出)に関する試論・・・康 栄平
  8. 中国対外投資促す過剰資本・・・高橋 五郎

第Ⅱ部 中国企業海外進出の実態と経営課題

  1. 中国企業の国際競争戦略・・・川井 伸一
  2. 中国の海外投資・・・エリック・ハーウィット
  3. 中国企業の対途上国投資・・・田中 英式
  4. シンガポール株式市場をめざす中国系企業・・・ルー・ディン
  5. 中国企業の対インド投資・・・小島 末夫
  6. 中国企業の米国市場参入戦略・・・李 春利
  7. 中国の「走出去」と東南アジア・・・佐藤 元彦

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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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