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叢書「現代中国学の構築に向けて」第1回配本 『海外進出する中国経済』(高橋五郎 編)が刊行されました

叢書「現代中国学の構築に向けて」(全5巻)第1回配本として『海外進出する中国経済』(高橋五郎 編)が日本評論社から刊行されました。

『2001年、WTO加盟を果たし、国際舞台に踊り出た中国。蓄積された巨大資本の国外展開=「走出去」の行方を追い、中国企業のグローバル化の実態に迫る。』(帯コメントより)


出版社 日本評論社
発行 2008年3月10日
価格(税込) 4,410円
ページ数 299P
版型 A5版ハードカバー
ISBN 978-4-535-04842-3

【もくじ】

第Ⅰ部 中国企業海外進出の背景と中国経済

  1. 中国経済の走出去(海外進出)の生成と展開・・・高橋 五郎
  2. 中国資本の海外進出のいくつかの特徴・・・周 立群
  3. 中国経済の構造転換と「走出去」戦略・・・大橋 英夫
  4. 中国の「走出去」と経済発展の背景・・・古澤 賢治
  5. 中国企業の対外直接投資における金融上の制約・・・紀 元
  6. 中国企業対外投資の問題点と課題 ・・・朱 炎
  7. 中国企業の「走出去」(海外進出)に関する試論・・・康 栄平
  8. 中国対外投資促す過剰資本・・・高橋 五郎

第Ⅱ部 中国企業海外進出の実態と経営課題

  1. 中国企業の国際競争戦略・・・川井 伸一
  2. 中国の海外投資・・・エリック・ハーウィット
  3. 中国企業の対途上国投資・・・田中 英式
  4. シンガポール株式市場をめざす中国系企業・・・ルー・ディン
  5. 中国企業の対インド投資・・・小島 末夫
  6. 中国企業の米国市場参入戦略・・・李 春利
  7. 中国の「走出去」と東南アジア・・・佐藤 元彦

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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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