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武漢大学中国伝統文化研究センターとの間で学術教育交流協定を締結しました

このたび、本研究センターは、武漢大学中国伝統文化研究センターとの間で学術教育交流協定を締結しました。


 武漢大学中国伝統文化研究センター(主任:馮天瑜教授)は、1996年に成立した武漢大学中国文化研究院を基礎として、1999年に設立されました。2000年には「教育部普通高校人文社会科学重点研究基地」、2005年には「985中国伝統文化現代転型創新基地」に認定されています。
 同センターは、学際的に中国伝統文化を研究する学術機関であり、その研究対象は、文学、歴史学、哲学の3つの学問分野を包含しています。センターには中国伝統文化総合研究室、中国伝統文化と近代化研究室、荊楚文化研究室、『人文論叢』編集部が設けられており、機関紙『人文論叢』は国内外で高い評価を得ています。
 同センターには専任・兼任を含め22名の研究者が在籍しています。さらに、国内外の著名な研究者を兼任教授として招聘しているほか、10余名の著名な研究者を顧問として招請しています。
 同センターは、国内外の研究者が中国伝統文化を研究するプラットホームであるとともに、国内外から中国伝統文化関連専攻の博士学生やポスドクを受入れ、中国伝統文化研究の高級専門人材の育成基地となっています。

 協定締結後の4月29日には、同センター馮天瑜主任が本研究センターを訪れ、本研究センター高橋五郎所長との間で、今後の具体的な交流事業について活発な意見交換をおこないました。今後は両機関の長所を生かした活発な研究交流を推進していく予定です。


左:馬場毅教授、中央:馮天瑜教授、右:高橋五郎所長


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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