お知らせ

韓国 檀国大学校・張忠植名誉総長等が本研究センターを訪問されました

 2011年11月25日(金)、韓国 檀国大学校・張忠植名誉総長、任永宰国際交流担当理事、金泳鎬碩座教授、宋貴英教授の4名が本研究センターを訪問されました。

 檀国大学校は、1947年に韓国で初めての4年生私立大学として「救国・自主・自立」の教育理念と「真理・奉仕」を教旨に、人材の育成と学問の発展という大学教育の使命を果たすことを目標として設立されました。  その後、1967年総合大学校昇格、1978年天安キャンパス開校、1984年歯科大学付属病院開院、1994年医科大学付属病院開院と発展し、2007年、開校60周年と時期を同じく竹田キャンパス移転を行いました。  また、設立以来、30年余の編纂作業により、2008年10月「漢韓大辞典(全16巻)」完成し、世界最大規模の漢字辞典という評価を得ています。

 今回の訪問を受け、日中韓3ヶ国による東アジア問題に関する共同研究の実施など、今後の交流の進め方について検討を行う予定です。


高橋所長からセンターの概要説明を受ける張忠植名誉総長(写真左)等


2011年度ICCS研究員の着任について

 2011年8月1日、山口哲由ICCS研究員が着任しました。 ---


<山口哲由ICCS研究員>

<山口哲由ICCS研究員>


 8月1日よりICCS研究員に着任いたしました山口哲由です。研究テーマは、チベット地域における生態人類学的な視点からの環境問題研究です。チベット高原は長江や黄河、ブラマプトラ川などの大河川の水源涵養地であり、そこで暮らす人びとの自然環境利用には注目が集まっています。私は、現地調査を通してその実態を明らかにするとともに、政府による環境保全政策などにも着目しながら、チベット地域の自然環境をめぐるポリティカルエコロジー研究を進め、現状の問題点を議論していきたいと考えています。
⇒山口研究員プロフィール


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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