本年6月に採択された平成22年度外務省日中研究交流支援事業「中国の国際的人材における日本理解者の確保・養成に関する日中共同研究」が本格的に始動しました。
去る9月18日から24日まで、中国側研究者6名を招聘し、キックオフミーティングおよび訪日調査をおこないました。
キックオフミーティングでは、研究課題「中国の国際的人材における日本理解者の確保・養成に関する日中共同研究」に関する問題意識の共有や調査方法についての意見交換をおこないました。また、引き続き実施した訪日調査では、名古屋と東京において、愛知大学、名古屋大学、一橋大学に在籍する中国人留学生から日本留学の目的や自身の将来計画についてヒアリングをおこなったほか、トヨタ自動車、デンソー、パナソニック、ダイキン工業の各本社を訪問し、日本企業の人材育成や外国人の採用状況などについてヒアリングをおこないました。
今後、10月末から11月初旬にかけて日本側研究者が訪中し、北京市内で同様の調査をおこない、12月4日(土)には本学車道校舎において研究成果を公開する国際シンポジウムを開催する予定です。