お知らせ

許紀霖ICCS訪問教授が着任しました

7月1日、本研究センター訪問教授として招聘した許紀霖教授(華東師範大学歴史系教授)が来日しました。


許紀霖教授の主な研究テーマは、20 世紀の中国思想史と知識分子研究、上海の都市文化研究です。主な著書に、『新世紀的思想地図』(天津人民出版社,2002)、『中国知識分子十論』(復旦大学出版社,2003)、『回帰公共空間』(江蘇人民出版社,2006)、『二十世紀中国知識分子論』(編著,新星出版社,2005)などがあります。

許紀霖教授の任期は2010年7月30日まで。本学在任中、本研究センターの研究活動に参加するほか、大学院中国研究科博士後期課程にて「中国政法特殊研究Ⅳ」(中国思想史研究)を担当します。


許紀霖教授

許紀霖教授


南開愛大会館改修工事に伴うICCS南開大学サブセンターの一時閉鎖について

ICCS南開大学サブセンターが設置されている「南開愛大会館」(南開大学キャンパス内)が全館改修工事をおこなうことに伴い、工事期間中、同サブセンターを一時閉鎖いたします。利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、なにとぞご了承ください。なお、工事は本年10月中旬に終了予定です。


中国政法大学政治与公共管理学院代表団が来訪されました

2010年6月15日、中国政法大学政治与公共管理学院・副院長 盧春龍氏を団長とする同学院代表団が本研究センターを来訪されました。


 中国政法大学政治与公共管理学院は、1985年設立の同大政治系を母体として1999年に設立されました。現在、同学院には学士課程に政治学及び行政学、国際政治、行政管理、公共事業管理の4学科、修士課程には行政管理や国際関係など7専攻、博士課程には政治学理論、中外政治制度の2専攻が設置されています。著名な教授陣と豊富な研究教育実績を有し、中国国内の政治学、公共管理、国際関係分野における主要な教育研究機関のひとつとして有名です。

 今回、盧春龍副院長のほか、叢日雲教授、潘小娟教授、劉星博士が来訪され、本研究センター関係者と日本における中国研究の現状について意見交換をおこないました。また、当日は座談会終了後、団員の叢日雲教授、潘小娟教授による研究報告会が行われ、本学院生や教職員が多数出席しました(研究会の内容については別途報告します)。

 また、盧副院長から、両機関の学術交流協定締結に関する提案がなされ、今後両機関において具体化することに合意しました。



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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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