お知らせ

北京青年政治学院代表団が来訪されました

2009年4月20日、北京青年政治学院・院長 汪明浩氏を団長とする北京青年政治学院訪日代表団が本研究センターに来訪されました。


北京青年政治学院は、1956年に設立した北京市団校を前身とする北京市直属の普通高等学校(大学)であり、8学部17専攻で構成されています。同院は学校設立の経緯から、特に北京の青少年問題に関する研究に特徴があり、附属研究機関として北京青少年研究所、北京青少年教育・発展研究センターが設置されています。


今回、汪院長一行は日本の大学・研究機関における若手研究者の育成に関する現状理解を目的として来訪されました。本研究センターからは、高橋五郎所長、村田安事務室係長等が出席し、デュアルディグリー・プログラムをはじめとする若手研究者育成の取り組み等について紹介しました。


記念撮影(左から4人目が汪明浩院長)

記念撮影(左から4人目が汪明浩院長)


大学院中国研究科デュアルディグリー・プログラム第6期開講式を挙行しました

RMCSによる開講式風景

RMCSによる開講式風景

2009年4月3日、大学院中国研究科デュアルディグリー・プログラム第6期開講式が挙行されました。当日は本学名古屋校舎と中国2分拠点(南開大学・中国人民大学)を国際テレビ会議システム(RMCS)で接続し、日中双方の関係者および新入学生が出席しました。


南開大学側新入学生

南開大学側新入学生

式典では、高橋五郎所長および馬場毅中国研究科長代理から歓迎の言葉が述べられ、引き続き、申麗梅南開大学研究生院副院長および馬小侠中国人民大学研究生院招生弁公室主任から挨拶をいただきました。また、出席した新入学生からも意気込みや抱負が述べられました。

本年度デュアルディグリー・プログラム参加学生は中国側9名(南開大学4名、中国人民大学5名)。4月7日からRMCSを通じた国際遠隔講義がスタートします。なお、日本側デュアルディグリー・プログラム参加学生は、5月下旬の中国側入学試験を経て、本年9月に中国側大学に入学する予定です。


2009年度ICCS研究員の着任について

2009年4月1日、加治宏基ICCS研究員が着任しました。


<加治宏基研究員>

ICCS研究員に着任いたしました加治宏基です。研究テーマは、国連システムをめぐる「中国」です。つまり、国連システムの変動力学としての「中国」に着目し、「天下」など伝統的思想に起因する政治空間(「中華世界」)の今日的構造の解明に努めています。「国際中国学」の創生の一助となれば幸いです。


加治宏基研究員

加治宏基研究員


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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