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南京大学社会学院と学術教育交流協定を締結しました

10月26日、本学名古屋校舎において、本研究センターと中国・南京大学社会学院(院長:周暁虹教授)との学術教育交流協定調印式がおこなわれました。


南京大学社会学院は、1920年代~30年代にかけて当時の南京市内に設置されていた国立中央大学や金陵大学の社会学系、心理学系を前身とする80年以上の歴史を有する学部です。1949年以降、政治的な理由により中国国内で「社会学」という学問分野の存在が抹消されたことにより一時閉鎖されましたが、1980年代に「社会学」が学問分野として復活すると、1988年に社会学系が再開されました。2008年10月、社会学系は社会学院に昇格し、現在では、社会学系、心理学系、社会工作与社会政策系の3学科から構成されています。教員数43名、学部生280名、大学院生250名を有する中国屈指の社会学部として知られています。

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周暁虹院長(左)と高橋五郎ICCS所長(右)

周暁虹院長(左)と高橋五郎ICCS所長(右)

本研究センターでは、2005年度以降、国際シンポジウム、ワークショップの共催、訪問教授の招聘等さまざまな学術教育交流事業を展開しており、今回の協定締結を期に、更なる交流の活発化が期待されます。


デュアルディグリー・プログラム第6期中国分拠点学生の歓迎会を開催しました

10月9日(金)、先月9日に来日したデュアルディグリー・プログラム第6期中国分拠点学生8名の歓迎会を開催しました。この会は、新しく来日した留学生と教職員、日本人学生が交流を深めるために毎年この時期に行っています。


当日は、先ず、本研究センターを代表して張琢教授(本研究センター運営委員。急遽公務のため欠席することとなった高橋所長の代理)より歓迎の挨拶が述べられ、その後本学関係者の挨拶・紹介、留学生の自己紹介がありました。 談笑のたえない親睦の場となり、終始和やかな雰囲気のもと閉会しました。


韓国・仁川大学校中国学研究所長が来訪されました

2009年10月3日、韓国・仁川大学校中国学研究所長 朴貞東教授が本研究センターへ来訪されました。


仁川大学校は仁川広域市に本部を置く公立大学です。創立30周年を迎えた今年9月、同市ソンド地区に移転し、明年3月には国立大学になる予定です。同大学は豊富な中国研究スタッフを有しており、韓国内で随一の中国研究の拠点として知られています。

今回の訪問では、朴教授から韓国内における中国研究の現状についてご紹介いただいたほか、お互いに中国の隣国である日本と韓国の間における現代中国に関する研究交流の活発化の意義について意見交換をおこないました。

また、朴教授から、両機関間の学術交流協定締結に関する提案がなされ、今後、両機関において具体化をすすめることを合意しました。


朴貞東教授(中央)

朴貞東教授(中央)


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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