お知らせ

デュアルディグリー・プログラム第6期中国分拠点学生の歓迎会を開催しました

10月9日(金)、先月9日に来日したデュアルディグリー・プログラム第6期中国分拠点学生8名の歓迎会を開催しました。この会は、新しく来日した留学生と教職員、日本人学生が交流を深めるために毎年この時期に行っています。


当日は、先ず、本研究センターを代表して張琢教授(本研究センター運営委員。急遽公務のため欠席することとなった高橋所長の代理)より歓迎の挨拶が述べられ、その後本学関係者の挨拶・紹介、留学生の自己紹介がありました。 談笑のたえない親睦の場となり、終始和やかな雰囲気のもと閉会しました。


韓国・仁川大学校中国学研究所長が来訪されました

2009年10月3日、韓国・仁川大学校中国学研究所長 朴貞東教授が本研究センターへ来訪されました。


仁川大学校は仁川広域市に本部を置く公立大学です。創立30周年を迎えた今年9月、同市ソンド地区に移転し、明年3月には国立大学になる予定です。同大学は豊富な中国研究スタッフを有しており、韓国内で随一の中国研究の拠点として知られています。

今回の訪問では、朴教授から韓国内における中国研究の現状についてご紹介いただいたほか、お互いに中国の隣国である日本と韓国の間における現代中国に関する研究交流の活発化の意義について意見交換をおこないました。

また、朴教授から、両機関間の学術交流協定締結に関する提案がなされ、今後、両機関において具体化をすすめることを合意しました。


朴貞東教授(中央)

朴貞東教授(中央)


Martin Jacques元訪問教授が著書“When China Rules the World: The Rise of the Middle Kingdom and the End of the Western World”を出版

Martin Jacques元本研究センターCOE訪問教授(在任期間2005年4月~8月)が、このたびペンギンブックス(UK)から著書“When China Rules the World: The Rise of the Middle Kingdom and the End of the Western World”を出版しました。



When China Rules the World: The Rise of the Middle Kingdom and the End of the Western World

When China Rules the World: The Rise of the Middle Kingdom and the End of the Western World

本書は同氏が本研究センター滞在期間中に執筆をはじめ、実に3年余りの時間をかけて完成させた労作です。Far Eastern Economic Review(2009年9月号)などでも紹介され、世界各国で高い評価を得ています。日本国内でも書店、インターネット書店等を通じて購入することができます。


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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