2009年10月3日、韓国・仁川大学校中国学研究所長 朴貞東教授が本研究センターへ来訪されました。
仁川大学校は仁川広域市に本部を置く公立大学です。創立30周年を迎えた今年9月、同市ソンド地区に移転し、明年3月には国立大学になる予定です。同大学は豊富な中国研究スタッフを有しており、韓国内で随一の中国研究の拠点として知られています。
今回の訪問では、朴教授から韓国内における中国研究の現状についてご紹介いただいたほか、お互いに中国の隣国である日本と韓国の間における現代中国に関する研究交流の活発化の意義について意見交換をおこないました。
また、朴教授から、両機関間の学術交流協定締結に関する提案がなされ、今後、両機関において具体化をすすめることを合意しました。
Martin Jacques元本研究センターCOE訪問教授(在任期間2005年4月~8月)が、このたびペンギンブックス(UK)から著書“When China Rules the World: The Rise of the Middle Kingdom and the End of the Western World”を出版しました。
本書は同氏が本研究センター滞在期間中に執筆をはじめ、実に3年余りの時間をかけて完成させた労作です。Far Eastern Economic Review(2009年9月号)などでも紹介され、世界各国で高い評価を得ています。日本国内でも書店、インターネット書店等を通じて購入することができます。