お知らせ

2011年度ICCS研究員の着任について

 2011年4月1日、小嶋祐輔ICCS研究員が着任しました。


<小嶋祐輔ICCS研究員>

<小嶋祐輔ICCS研究員>


 このたびICCS研究員として着任いたしました小嶋祐輔です。新疆ウイグル自治区での調査を通して、多文化社会中国における公共圏構築の問題を研究しています。急速な発展を続ける中国社会がますます複雑化・多様化するとともに、そこに生きる人々の生活やアイディティティも常に変化し続けています。そうした現状の調査や分析から、わたしたちが中国という多義的なものと向き合い、共生していく術について発信していきたいと思います。

⇒小嶋研究員プロフィール


大学院中国研究科デュアルディグリー・プログラム第8期開講式を挙行しました

デュアルディグリー・プログラム第8期開講式


 2011年4月1日、大学院中国研究科デュアルディグリー・プログラム第8期開講式が挙行されました。式典は本学名古屋校舎と中国2分拠点(南開大学・中国人民大学)を国際テレビ会議システム(RMCS)で接続し、日中双方の関係者および新入学生が出席しました。
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 式典では、高橋五郎所長および三好章中国研究科長から歓迎の言葉が述べられ、引き続き、馬小侠中国人民大学研究生院招生弁公室主任および王成輝南開大学研究生院培養弁公室主任から挨拶をいただきました。また、出席した新入学生からも意気込みや抱負が述べられました。


 本年度デュアルディグリー・プログラム参加学生は中国側10名(南開大学4名、中国人民大学6名)。4月7日からRMCSを通じた国際遠隔講義がスタートします。なお、日本側デュアルディグリー・プログラム参加学生は、5月下旬の中国側入学試験を経て、本年9月に中国側大学に入学する予定です。


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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