このたび、本研究センターは、東海日中貿易センター(会長:深谷紘一氏)との間で連携・協力に関する協議書を締結しました。
東海日中貿易センターは、1955年に中部地方の経済界はじめ全国の関係諸団体及び中国の経済貿易関係機関との提携のもと、日中間の経済交流の促進を目的として設立されました。同センターは、中国貿易に関するセミナーの開催、視察団の派遣、中国企業信用調査、中国市場調査など多角的な事業を展開しています。
このたびの両機関の協議書締結により、本研究センターの中国研究に関する人的・知的資源と同センターの日中経済交流実務という産学連携の組み合わせにより、中部地方を代表する中国経済シンクタンクの構築が期待されています。
このたび、本研究センターは、中国政法大学政治与公共管理学院との間で学術教育交流協定を締結しました。
中国政法大学政治与公共管理学院は、1985年設立の同大政治系を母体として1999年に設立されました。現在、同学院には学士課程に政治学及び行政学、国際政治、行政管理、公共事業管理の4学科、修士課程には行政管理や国際関係など7専攻、博士課程には政治学理論、中外政治制度の2専攻が設置されています。著名な教授陣と豊富な研究教育実績を有し、中国国内の政治学、公共管理、国際関係分野における主要な教育研究機関のひとつとして有名です。
本研究センターでは、昨年6月に同学院の盧春龍副院長、叢日雲教授、潘小娟教授、劉星博士を招聘して講演会を開催したほか、双方の研究成果の交換等をおこなってきました。今回、両機関間で学術教育交流協定が締結されたことにより、更なる交流の深化をおこなう予定です。