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第49回研究会

報告

  • 范 新玉(ICCS RA):“些子景”“微型盆景”“多肉”ー審美視点から見る生活においての将来性

報告テーマ「“些子景”“微型盆景”“多肉”ー審美視点から見る生活においての将来性」について持ち時間30分にて報告。
 革命開放以来、社会経済を発展しつつあり、私たちの生活に天変地異のような動きがあった。ほとんど人々の日常生活―衣、食、住、用、行などの基礎面の継続的な変革を伴う。本文は生活の中で実用性中国社会の審美意識の多様化傾向を掲示するために、“些子景““微型盆景”“多肉”の美文化を実践するについて初歩的な検討を行った。
 ・元代の“些子景”の解釈と発展断層要因について、それぞれ参考文献や資料の知見から解明した。
 ・フィールドワーク調査から見る“微型盆景”、事例を取り上げながら、“微型盆景”どのように生活の中で活用しているか明らかにした。
 ・オンラインフィールドワードの観察−−微型盆景から多肉へ 筆者は三つのQQグループに入った、オンラインでの観察によって、今ではこの「スローテンポ」の趣味が好きになって、年齢はます若くなってきていること、「多肉熱」は多肉の育ちが良くて、丁寧に保護しなくても、よく育つことができることが分かった。
 ・結論:微型景観芸術の魅力

 報告後、周所長から総括とコメント・質問をいただいた。
 とくに、報告内容で重要な元代の歴史について、資料など充実する必要があり、また古董品学と景観人類学視角の下でその具体的な理論の解明に向けるべきことを助言いただいた。
 また、参加者の皆様からも、文化の周縁性と中心文化の区別と多肉植物は性別性があるかどうか、いろいろな分野から助言をいただいた。
 以上のことから、今後の研究に活かせる大変有意義な報告会だったと考えられる。


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文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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