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第33回研究会

報告

  • 牛 革平(ICCS研究員):中国における腐敗・汚職問題について

 愛知大学国際中国学研究センターICCS若手研究会第5回例会は、2015年7月1日(月)、本学名古屋校舎講義棟2階207にて開催した。前半には、牛革平研究員は「中国における腐敗・汚職問題について」をテーマにて、報告した。後半には、参加者たちは古代中国の王朝交代の原因、腐敗問題を分析する方法、台湾民主と儒教との関係、古代におけると現代経済改革時代における腐敗の違い、腐敗に断罪の必要性、日本の汚職に関する法的定義、腐敗と権力闘争との関係、現政権の儒教やマルクス主義の提唱と反腐敗運動との関係、政治体制の改革と規範的な政治理論との関係、中国の学校教育における古文重視傾向、政治学研究のメタ理論などについて議論した。


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ICCS(International Center for Chinese Studies)について

文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立された愛知大学国際中国学研究センター(International Center for Chinese Studies:略称ICCS)は、本学大学院中国研究科博士課程を中核に、海外から招聘する世界レベルの学者を含む現代中国研究の国際的な研究・教育機関として、活動を行っております。

ICCSの研究における究極的目標は、伝統的な「中国学(Sinology)」にとどまらず、新たな学問分野として「現代中国学(Modern Sinology)」の構築に向けた努力を継続することにあります。これは日本発の世界的な取組みとなるでしょう。私たちは日本国内、中国をはじめとする世界の優れた仲間たちと、このための研究を進めています。

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